飯能　ピアノ教室　作曲家の意図に気付いてない見本演奏音源に注意！

買ったことをすっかり忘れていた本を見つけた。

たまたまスネアのスティックを探していたら。(ピアノ教室のくせに！)

なぜって。。子供劇団の本番で使用するから。(観に来てね！7月20、21日AMIGOです)

 

偶然偶然このタイミングで見つかった

こちらの本

歴代世界中の有名なピアニストのいろんなお言葉が載っておりました。その中で，まさにその通り！！なお話。

先日山根弥生子さんもおっしゃっていたことともとても共通することが、こちら

作曲家の知人が多いせいか、ピアノの世界だけでは聞けないようなセリフを聞くこともよくある。

作曲はダジャレだって。。これは何人かから聞いた。

あと、どうやら演奏者や観客に気づかれなくってもいいけど、その曲その曲にちゃんと

企み

 

があるらしい。。。。

 

そこを見つけるのが結構大事なのではないだろうか。。。

なんならその企みがない曲には面白みが欠けているんだろうな

 

で、話がやっとタイトルに戻りますが

昨日のレッスンで大人の生徒さんが、この曲みてくださいと、ご存命の邦人作曲家さんの子供向けの曲集を持ってきてくれた。そして、その冒頭に紹介されてる模範演奏を動画でチェックしてきたらしい。

 

で、その演奏と某ピアニストの模範演奏音源聞かせてもらったら

楽譜から読み取れる、おそらく作曲家はこう言うふうに聞こえたら面白いだろうなって企んで書いたであろうアーティキュレーションじゃないものばかりが聞こえてくるから、

 

ええええええ？？？となりました。

 

こうやって弾いたら綺麗よね〜って言う模範演奏

確かに綺麗に聞こえるし間違ってはいないけど

 

それは違うだろおおおおおおと思ったのです。

そんなふうに弾いて欲しいんだったらわざわざこんな書き方しないだろおおおおおって言うのが一目瞭然。

 

なので、この曲って本当はこうやって弾くから面白いんじゃないかなーと

楽譜通りに弾いた。

 

生徒さん、お膝をポンですよ

「だからタイトルがこれなんですよね！！そうやって聞こえます！！」

 

ってなりました。

これは、私がすごいでしょ？？って言うんじゃなくって

模範演奏してた人の、お仕事感が出ちゃってる感じ？

さらっと弾いちゃってる感じ？w

作曲家さんのアーティキュレーション無視しなくたっていいのにーって感じ

 

ま、そうやって弾きたくなるのもわかるけど。。。お仕事だな。。。って感じがびっくりなだけ。

私は楽譜のまんま，弾いただけだから。

 

表面的な音符たちと数々のアーティキュレーションなどと

作曲家の根底にある企みと

自分のセンスと

いい塩梅で

 

演奏者本人の音としてその曲がそこに生まれるのが素敵なんだよね、きっと。

 

 

 

あ，ちなみにお手本演奏のピアニストさん，この本にお言葉，載ってました。

有名な日本人ピアニストです🎵