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飯能 ピアノ教室 譜読みの落とし穴

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飯能 ピアノ教室 ピアニストの事情的譜読み。。耳から入り続けててそんなもんだと思い込む危険

飯能 ピアノ教室 楽譜の読み方は専攻楽器によって違う謎

2022/08/16

子供の頃から、楽譜はただの音の羅列として読むのみ

あとは、自分の感じるまま好きに弾く。音大に入るまで、完全にそうやってきた。

がっ

大学に入って作曲家の先生、オペラのコレペティの先生、管楽器の先生に、声楽の先生に・・・と、アンサンブルをたくさんやらせてもらえる機会があったおかげで、色ーーーんな先生のところにレッスンに行くことができて、ふと気づいたのは(遅いよ。。。)作曲家が命懸けで描いたその1音1音と指示を全く無視してアプローチするのは間違いだったんだということ。耳でなんとなく聞いたものが、そのまんまそんなもんなんだなーって思って弾いていたけどそれはただの勘違いだったんだなーってこと。。。

そして、専攻してる楽器や、立場で楽譜へのアプローチの仕方が、微妙に違うことも知った。。

いろんなプレーヤーは、その楽器の身体的都合、気持ちよさっていうものがあったり・・・楽器によるついついそうしがちな癖とか。。。

しかし、作曲家にはそれは関係なくて、ただ音楽作品だという感じ。。。うまく言えないけれど。

 

ある時、ピアニスト的にはそれ当たり前でしょ?的な弾き方してたら、作曲家の先生に、なんでそんなことするわけ?って突っ込まれて、えーーと、みんながそうしてるからとしか答えられないバカな感じ。。。の学生だったわけです。そんなこと書いてないでしょ?って言われたら、確かに。。。そうよねとしかいえず。。笑

私「えー、でもそうやって弾くの難しい。」

作曲家「いや、ダメ、そうやって弾いて」

 

あの時、あー、コレはピアニストの身体的都合で勝手にこうしていいと思い込んでただけなんだなって初めて知った衝撃を今でも忘れない。いろんな音源聴いてもそういう人が多かったし、ピアノの師匠も、そうやってたもの。でも、作曲家からすると、なんで???って話なんだろう。。。。

 

大人になってから、師匠と崇めている先生はサンフランシスコ歌劇場で副指揮者、コレペティなど、さらに元々フルート奏者、挙句音大で室内楽の教鞭にたったり、今は和声楽の授業を持ってるというから、ウッソみたいな一流の音楽家なので、めっちゃくちゃ尊敬しているし、出会えたことは本当にラッキーだったんだと思っている。ただ、遠くに今はいらっしゃるので全然レッスンに行けない。。

たまーに行くと、絶望の一言である。たまには、あの音を目の前で聞いてないと、落ちぶれていく。。。そろそろやばい。。レッスンに行かなくっちゃ。。。。目の前であの音を聞かせてもらいにいかなくっちゃと。。。焦っている今日この頃だ。

もちろんこの師匠の楽譜のアプローチも指揮者要素だらけ。。

感覚もすっごいのに、そこにちゃんと理論も加味されて、裏付けがある。

 

友人も作曲家だから、(おまけにピアニストがこんな風に弾きがちーとか全く知らないし、曲も色々知らないから、楽譜からしか情報を読まない)にも、何百回、、、友人「なんでそんなふうに弾くの?」「え、みんなそうやって弾いてる。。。」「は??なんで???どこに書いてあるの?」という会話をしたことか。。。

 

作曲や和声のことで近頃レッスンにお邪魔してる先生は(ちょっとご無沙汰中。。)がっっっつりクラシックの作曲の勉強をされた方で、いつもオペラだーミュージカルだーって作品書いて書いて書いてる方なので、もちろん作曲家的な楽譜の読み方とアプローチをする。

人の演奏を聞いてみたりとかじゃなくって、譜面上からの情報で音楽を再現する感じがプレーヤーと全然違う。

そして、悔しいことにピアノが上手いなーって思うと、大抵作曲家さん、指揮者さんだ。

 

それから、ピアニストの川口さんは、さすが芸大楽理出身なだけあっての、裏付けの嵐なレッスン。。。全部に、裏付けがあるというのはそれだけで説得力が音にある。

 

大体、ピアニスト弾きより、作曲家弾きの方がずっと面白いし、説得力が全然違う。だから、レッスンって作曲家か、指揮者のところに行くのが1番だと思っている。

もちろんピアニストでもちゃんと勉強してる人はいるのだろうけれど。。。あんまりそこらへんにはいない。

変な話、音大の恩師は亡くなってしまっているので、自分で師匠を選べるという自由な感じは、ラッキー

ま、そもそも音大の恩師は、すごい方だったので、その頃からいろんな先生のところにレッスンに行くことを全く止めなかった。

そんな恩師に出会えたのも幸せこの上ないことだ。

だって、他の先生のところも行けなんて、なかなか普通の器じゃ言えないし、弟子を抱え込みたがるのが普通の先生だもの。

 

 

 

今、いつもなら、サラーっと読んで弾いてるだろう楽曲の楽譜を見ている。テクニカル的には難しくなんかない。

でも、よくみたら細かい指示が半端ない。。

弾いてると体に違和感しかない。。

コレは何か解決しないとならない。

大抵こういう時は拍子感だし、楽譜を正確に読んでないことに起因する。

なので自由に弾く前に一度は型にはめ込む。それで体に違和感がなくなるまでやってから。そこがスタート。

それをはしょると違和感ばっかり。。。なーんか違うんだけどなーーーって。。。

ただ表面的な楽譜に忠実に。

 

その後、もっと深く裏側を読む。

 

 

ここんとこ全く色々やる気がなかったんだけど、今日はそんなこんなで楽しかった。

 

そして、体の違和感は無事に取ることができました♪

 

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