ピアノの弾く時の体の使い方は全員違うので。。。

何を隠そうデジタルピアノの方が、私は演奏する時、ものすごくつかれます。
 

 

常々ピアノは自然の力を利用して弾きたくて、必要最低限の指の力しか使っていません。

ほぼ自分の指の重さや、腕の重さなどを体幹を使ってコントロールして弾いています。

かつアナログのグランドピアノは、ハンマーがハーフタッチで上がってくれるので、

鍵盤を下まで抑えなくてはならない、というわけではないのです。

 

今持っているデジタルピアノ、CASIOのPrivia px-s1100では、

ハーフタッチも実現されていて割と楽に演奏できますが

実は、ちょっと古いデジピなどは、下まで打鍵しなくてはいけないし、

打鍵後鍵盤が信号通電のため接触面から離れないようにキープしなくてはならないものもあります。

そうなってくると、本当に疲れます。

打鍵したあとは指の力など全然入っていないので物によっては、

鍵盤のバネに跳ね返されてしまう。打鍵した瞬間、プツンと音が切れる。。

そんな体験がしょっちゅう。笑

だから押さえてなくてはならない。。。これが疲れる。

 

なので、デジタルピアノで演奏するのは全然オッケーだと思いますが

物によっては変な癖がつくと思います。ここは気をつけて

楽器を選ばなくてはと思っています。

 

というか、そういう理由で言うなら、その手の古めの楽器で子供の頃から練習してたら

余分な運動、力がものすごく必要なので脱力どころの話にならないかもしれません。

少なくても私は、「指の力」や「運動」が余分に必要になってくる

楽器はもう、長時間演奏はできません。本当に疲れてしまうのです。

 

できることなら

重力、遠心力、円運動などの自然の流れの中で音がコントロールできる

楽器で普段から練習していたいなーと思います。

 

もちろん本番も。。。